高齢者のダポキセチンの使い方で注意すること

ダポキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬のひとつで、元来はうつ病の治療に使われていましたが、今では早漏防止の薬としても知られています。高齢になると性的な刺激に対しては鈍くなり、早漏よりもむしろ遅漏になるのが一般的です。しかし久々の性行為で興奮しすぎて、つい失敗してしまったという話もよく聞きます。男性の悩みは若い人でも高齢者でも共通です。ダポキセチンは脳内ホルモンに作用して気分を落ち着かせ、射精までの時間を引き延ばすことができます。その効果は年齢には関係ありませんが、高齢者は使い方に注意する必要があります。
基本的にダポキセチンを利用できる年齢の上限は、60~65歳ぐらいまでとされています。それ以上の年齢層では、十分なデータが集まっていないため、安全な使い方が確立されていません。体力には個人差があるため、絶対に使えないわけではありませんが、使用前には医師に相談したほうが良いでしょう。

高齢者のダポキセチンは医師に相談

高齢になると代謝機能が全般に衰え、薬が体内に留まる時間も長くなります。ダポキセチンは比較的速やかに排泄される薬ですが、いつまでも体に残って下痢や頭痛などの副作用を引き起こす可能性もあります。また普段飲んでいる薬との飲み合わせによっては、思わぬ悪影響が出る場合もあるため要注意です。特にうつ病の治療薬と併用すると、自殺願望が強まるという報告があります。
高齢者は勃起力が衰えることも多いため、ダポキセチンとED治療薬をミックスした錠剤も販売されています。こうした薬は海外から個人輸入することになりますが、普通の日本人には有効成分の量が多すぎるので、1錠を半分から4分の1に割って服用するのが安全な使い方とされています。